20代アジア駐在員の駐在日誌

24歳から始まったアジア某国での駐在。日本との文化の違い、英語の勉強方法、そして恋愛事情を中心に書いていきます。京大卒業→留学経験ゼロから1年半で海外駐在の切符を手にしてアジアでマネージャーとしてローカルスタッフ束つつ経理やりながら海外営業してます。自由を手にするために独立画策中。あとBruno Marsが好き。恋愛工学/クラブナンパ/行動経済学/ファッション/音楽/筋トレ/ https://twitter.com/GiventinX

『実際に専門家の治療を受けてO脚について分かったこと』

「O脚が治れば身長が数cm伸びるんじゃないか」

特に身長が低い人なら、1度は考えたことがあるのではないでしょうか。

 

ネットで調べても、専門家でさえ言っていることが全然違いよくわからないので、自分で試してみるしかないと思い、治療に行ってみた。

 

忙しい方のために、結論だけ先に書きます。

身長UPにポジティブな結果をもたらす可能性が高いですが、それはくの字に曲がっていた脚が真っすぐになった分だけ縦に伸びる、という単純なものではありません。

私も現在治療中(というかトレーニング中)ですが、初診から1ヶ月ですが、1cm弱伸びました。

重要なことですが、治るO脚と治らないO脚があるそうです。また治るO脚であっても、身長が伸びる保証はできないと先生が言っておられました。

が、ひとつの事実として、私は今のところ微増ですが、伸びました。

 

これから書くことはもちろん治るO脚についてですが、その判断は専門家にしてもらいましょう。

 

 

O脚とは。

ご存知の通り、脚をくっつけようとしても、左右の膝や太ももの間に隙間が開いてしまうあれのことで、その状態を広義にはO脚と言ってよいでしょう。

私は拳がまるまるひとつ入るくらいなかなかのO脚でした。

まず、O脚とは、単に下半身だけの問題だけではなく、また骨が歪な形をしているわけでもない。

O脚とは、簡単に言うと、その多くは骨盤から下の脚が内旋している状態です。(O脚も患者により様々な種類があり治療法も全く異なるほど奥が深く、このパターンではない方もいるはずです。) 

試しに鏡の前に立ち、膝を曲げずに左右のかかとをつけてつま先を少し開き、O脚だなという人は脚を外向きにねじろうとしてみてください。左右の脚の間が狭くなります。

外旋させようとすると、膝のお皿が正面を向き、脚がまっすぐになります。この状態が維持できるようになれば良いわけですね。

 

脚が内旋している、内向きにねじれているということは、骨格や筋肉もそれに従って発達しているということです。

この内旋に適応して落ち着いてしまっている骨格や筋肉を治療やトレーニングによって、外旋させていくのがO脚矯正のプロセスということになります。

その過程で必要なことが二つあります。

 

①専門家による物理的な治療

脚を外旋させるために全身の骨格の歪みを矯正してもらいます。

重要なパーツは骨盤です。骨盤の位置を矯正します。99%のO脚は骨盤を前にクイっと上げるように動かします。マイケルジャクソンのあの踊りみたいなイメージです。

ちなみに先生いわく私は1%の方で、尻を後ろに付きだし後ろにクイっと持ち上げる方でした。

これは自分で意識して動かしていくのではなく、マッサージというか、骨盤辺りを先生にいじってもらって位置を強制します。

1度動かしてしまうと、信じられないかもしれませんが、物理的な衝撃や姿勢などから矯正前の位置に戻ってしまうことはほどんないそうで、戻るとしたら食べ過ぎ飲み過ぎからくる内臓の変化に起因することがほとんどだそうです。

 

また、骨盤以外にも私の診療所では全身の骨格を矯正してもらえました。

太ももやふくらはぎの筋肉の流れを外旋しやすいように動かしてもらったり、固まっている足首を柔らかくするために針治療をしたりしました。また骨盤を後ろに出すのに胸を張るのが重要になるのですが、そうしやすいように肩の位置を少し矯正してもらいました。(この辺りの治療が痛い!)

こうした全身の骨格の歪みを矯正することで、身体がまっすぐになり姿勢もよくなるので、もともとの歪みがあるのでもちろん個人差がありますが、1cm以下程度ですが、身長があがります。

また、姿勢が良くなるというのは重要で、ビフォーアフターの写真を見るとアフターの写真では胸筋があるように見え、肩が張り、モテボディに近づく変化が見えます。

 

②脚を外旋させるためのトレーニング

長年内旋していた足を外旋の状態に固定させるのはそう簡単ではありません。

これはには長期的なエクササイズが必要になります。

私はサッカーを15年ほどやっていたので下半身の筋肉には自信があったのですが、それは内旋用の筋肉なので、外旋に使われる筋肉は全く鍛えられていませんでした。本当に衝撃的でしたね。

具体的なトレーニングはここでは言いませんが、一番重要なのはケツ筋です。足をそろえた状態でケツの穴を閉めようとするとケツに力が入ります。その状態で脚に目を向けると、外旋していることが分かります。ケツ筋に筋肉をつけることで、その状態をノーマルにしていくというのがこのトレーニングの目的です。長期的に地道に努力することが必要です。一朝一夕で成果が出るものではないですし、理論上の限界もあります。この辺は素人では絶対に分かりません。

 

まとめ。

O脚とは、大雑把には、脚の内旋によるもので、矯正するためには外旋させればよい。

そのためには、①専門家に骨格・筋肉をいじってもらう ②専門家指導のもと正しいエクササイズを行う という2つともが必要です。

①だけでも短期的に身長が少し伸びる可能性は大きいが、それは本質的には②の土台なので、いかに長期的に継続的にトレーニングをこなせるか、ということが1番重要です。

院長という立場上当然ですが、診療所の先生はネットにあるようなO脚が治る体操のようなことが一番脚によくない、やらない方がマシと言っていました。また、そんな簡単に治るものでもない、時間をかける必要があるということに尽きます。

 

最後の私が行った診療所を紹介しておきます。

「コバヤシ接骨院鍼灸院」

kobayashi-sekkotsu.com

私は信頼できる先生だと思っています。

・O脚改善プログラムみたいなのがあるわけではなく、きちんと個人の症状に合わせた治療をしてもらえる。

・院長である小林先生は整体の先生の先生をされていて、関東にも生徒がいる。

・結果にこだわって治療を設計してくれる(初診時に、あなたにとってO脚が治った状態とはどのような状態ですか、と定義付けを求められる)

 

これまで書いた治療やエクササイズすべてここでやってもらったものです。

他の整体・診療所ではどのように治療がされるのか分かりませんが、ひとつ信頼できるだろう治療方法として上記を書かせてもらいました。

真剣に悩まれている方がいらっしゃったら、専門家に相談されることを強く勧めます。