20代アジア駐在員の駐在日誌

24歳から始まったアジア某国での駐在。日本との文化の違い、英語の勉強方法、そして恋愛事情を中心に書いていきます。京大卒業→留学経験ゼロから1年半で海外駐在の切符を手にしてアジアでマネージャーとしてローカルスタッフ束つつ経理やりながら海外営業してます。自由を手にするために独立画策中。あとBruno Marsが好き。恋愛工学/クラブナンパ/行動経済学/ファッション/音楽/筋トレ/ https://twitter.com/GiventinX

ハイスぺマカオ人準即

先週キスまで行って健全解散したマカオ人ハイスぺと再アポ。

俄然準即狙いで試合スタート。

 

 

家から徒歩1分の若者が好きそうなおしゃれヨーロッパ風のクラフトビールレストラン。立地に感謝。当然カウンターを予約済み。

 

 

 

で向こうが少し遅れてやってきて

 

 

 

「やあーごめん!週末で全然タクシー捕まらんくて近くに住んでる友達に連れてきてもらって遅くなったー」

みたいに怒涛の言い訳する感じこっちの人やなーって感じ。すぐ自分を守る。なんにせよアッシー君どんな気持ちなんやろ(マカオ男子の非モテ具合は後述)。

 

 

それはさておき、相手が外国人なだけで、試合展開なんて日本でやってたのと何も変わらず、適当に共通の話題見つけて、適度にディスって、うんうん話を聞く。

 

 

「中学生の時に友達が私にバスケのチームに入って欲しいって言ってきてちょっとやってたの」

 

 

「それ人数足りへんかっただけやろ?」

 

 

「もーいじわる!」

 

 

みたいないい感じのやり取りしつつ、向こうが酔ってきたのでそこからは95%向こうがしゃべって一言コメントするだけみたいな展開。でも後述するけどこの国の恋愛事情が本当にひどいことが改めて分かった。

 

 

 

それで普通に話面白くて気付いたら3時間半も店にいて、トイレに行って気合い入れて一気にギアチェンジして距離詰めて脚触って手握って、ノーグダで。

 

 

 

ただ、ええ展開と思いきやここで

 

 

「友達が近くで飲んでて誘われてるの。既に酔ってるっぽいけど。このあと行くね。」

 

 

って言われて一瞬ひよった。やばい言葉が出えへんとりあえず余裕だけは出さな。なんか話題変えるやつなんや、あー。

 

 

「そういえばこの前育った場所のこと言ってたよね、どんな場所なの?」

 

 

と向こうから。ここは正直救われた。

 

 

でグーグルマップ携帯で一緒に見て、体の距離限りなくゼロで、

 

 

「携帯やとストリートビューないんやな、そしたらうちおいでや。パソコンで見せてあげるわ」

 

 

 

「でも10分経ったら友達のところ行くけどいい?」

 

 

 

 

「もちろん」

 

 

 

ということで徒歩1分の家に搬送。ストリートビューなんか見ず、ベッドルーム直行でキス。ノーグダ。準則。

 

 

 

5年彼氏いいひんかったくせにセックスエロくて電気も消さへんし自分から腰振るし巨乳で最高やった。あと今まで魅力感じてへんかったけど、唇厚いの、柔らかくてハマる。良かった。

 

 

 

でセックスした後のデレが可愛くて、今後の関係にも一切言及しないいい子やった。

 

 

結局友達のところにも行かず、普通に帰宅していったしグダってやっぱり万国共通なんやなと。

 

 

なにが嬉しいって、こっちでセックスするには言葉の不利があるからクラブとかバーで酔っぱらったやつをピックアップするやり方しか無理やなって思ってたけど、2回会ってトータルで8時間近くセックスまでの時間があったってことで、普通に口説いて魅了できたってこと。

これは自分の中でもかなり大きい成功体験になる。できるやんけ。

 

 

 

 

 

閑話休題

 

 

 

 

で、マカオの恋愛事情。ひどい。男が全員非モテなんやわ。なぜか。面積30㎢のこの国だと、同世代はまじで半分の人は知ってる。自分も半分知ってるし、半分が自分を知っている。今日の子もクラブ行ったらリアルに半分知り合いって言ってた(ちなみにクラブは1国に5くらいしかない)。噂好きで保守的な性格も相まって過去の恋愛もすべて同世代で共有されて結局誰が誰と何があった、みたいなのが知れ渡っていて、だれもそういう状況で恋愛をしない。というかしたくない。矢面に立ちたくないのだ。

 

 

 

だから結局マカオ人男子は平均1~2人しか付き合ったことはないし、みんな家族と住んでるからワンナイトスタンドも成立せず、ヤリチンという属性の男が基本的にいない。みんなそろいもそろって非モテ

 

 

 

ひとつ、彼女が言っていた衝撃的な話として、

 

 

マカオと香港の男子は、付き合ってもないし体の関係もない女友達と、ただ日々起きたとか仕事終わったとかのメッセージを送り合う関係が好きなの。そういう女の子を1人だけでなく複数抱えておくのがモテてるってことなんだって。私にもそういう男友達がいて、普通に友達だと思ってたら突然好きとか言われて、え、ってなったの。私たち友達だよね?そんなこと思ったことないよ。なんで。みたいな。同じグループの男友達にもされたことある。日本でもそうなの?」

 

 

 

そう、完全にフレンドシップ戦略である。当然全くワークしていないどころか、女の子には気持ちいと思われて、それがまた同世代の間で広がって、あいつはキモイっていうレッテルが貼られてマカオ人の女の子とは恋愛ができなくなる。

 

 

 

これがマカオの恋愛事情である。だから若いマカオ人で彼氏彼女がいる人は少ないし、いたとしたら3年以上続いているような長い関係だけである。

 

 

 

さらに悪いことに、当然の流れやけども父親もまた非モテなのである。娘にとことん甘い。今日の子も、父親は金持ちだけど娘が命より大事と思っているたちで、マンション買ってあげるよとか、娘が2時とか3時に家に帰ってもそれまでは絶対に寝ずに待つし、23時過ぎくらいから1時間おきに電話もしてくる。まさに目に入れても痛くないのだ。

 

 

 

ただ、中国本土の親戚も含めた集まりの場で実の父親に遠い親戚の若い男をどうだと紹介されたことがある、という話は正直腰が抜けた。それだけはやったらあかんやろ。

 

 

 

若いマカオ人男子と彼らを産んだ生粋の非モテ父親の話を聞いて、話としてはめっちゃ面白いと思った反面、反吐が出るほど気持ち悪いなって心底感じた。マカオ人としてマカオにいなくてよかった。

 

 

 

まああれである。逆に言うとマカオにいる若い女の子はムラムラしているんである。それだけなんす。だから外からマカオにやってきた男子はそれを救うべきなんやと。ガチでイージーゲーム。

 

 

 

 

でもまあ一番言いたかったことは、今日セックスできて良かったってこと。楽しい時間をありがとう。