20代アジア駐在員の駐在日誌

24歳から始まったアジア某国での駐在。日本との文化の違い、英語の勉強方法、そして恋愛事情を中心に書いていきます。京大卒業→留学経験ゼロから1年半で海外駐在の切符を手にしてアジアでマネージャーとしてローカルスタッフ束つつ経理やりながら海外営業してます。自由を手にするために独立画策中。あとBruno Marsが好き。恋愛工学/クラブナンパ/行動経済学/ファッション/音楽/筋トレ/ https://twitter.com/GiventinX

【英語】1週間セブ島に短期留学行ってきた

会社の1週間の夏休みと土日を使ってセブ島のとある英会話学校に短期留学してきました。

 

留学自体は非常に有意義なものになりました。

 

友達も多くできて、先生も全員フレンドリーで、カリキュラムも1日9時間すべてマンツーマンという詰め方ができ、土日はアクティビティに参加してきれいな海と絶景の山と名所の滝に行くことができ、心身ともにリフレッシュできましたね。

 

学生が多く、少し学生時代に戻ったような気分になりました。

早慶の学生なんかと就活や将来について話しているときはなかなか楽しかった。

こういうことが自分は好きなんだなと実感できました。

 

 

 

さて、英語を話せるようになるには何が必要か、備忘録がてら書いておきたいと思います。

 

英語を話せるようになるために1番重要なのは、

文字依存ではなく、脳内で日本語を英語に訳す訓練をひたすらすること、だと思った。

それをやるには、やっぱりひたすら英会話が一番有効なんじゃないかと。

 

それでは説明していきます。

まず、普通に英語を話す局面は、メモやカンペを見ながら話すわけではなく、全くのアドリブで話すことになります。

当然、自己紹介や商品説明や会社紹介などの決まった英語は暗記すればそれなりに話すことができますが、こと外国人とコミュニケーションを取るための英語となると、完全アドリブです。

 

1日9時間の英語の授業には、完全にアドリブトークのものと、日本語を見て英訳する、視覚的に文字依存授業がありました。

後者の方は、かつて受験戦士であった方なら、頭の中に英語の文型が浮かび、すらすらとはいかないまでも、正確な英語に訳すことができる。

 

一方で、前者の完全アドリブは、かなりきつく、簡単な英文ですら、すっと出ない。

これはおそらく、相手の英語を理解し、返事を日本語で考え、それを英語に訳す、という多くのステップを必要とし、ワーキングメモリをかなり要する作業になるからでしょう。

 

このきついアドリブトークの中に、例えばよくある会話なんかが混ざると、その部分だけ身体が勝手に反応して、日本語の思考を介することなくすっと英語が出る瞬間があることが分かる。

例えば、How are you?と聞かれると、多くの日本人はI'm fineと答えることができる、いや、そう答えてしまうと言ってもいいかもしれない。

つまり、自分の中に基本パターンとして蓄積されているということである。

そして、英語をすらすらと話せるようになるには、このパターンをまずは自分の中に蓄積させていくことが先決になる。

 

冒頭の結論に戻って、英語を話せるようになるには、アドリブトークを繰り返す、それには英会話が良い、と言う話だが、これは、どういうパターンが自分の中にあるのか分かり、どういうことを言おうとすると言葉が出ないのか、ということが分かるからである。

また、ものにしたパターンをいろんな単語を使用することでより生きたパターンへと深化させることができる。

 

このパターン形成には、『瞬間英作文』にはじまり、多くの参考書が世に出ているので、ひとつしっくりくるものをやるこむことをおすすめする。

なお、留学先の学校にIT(Instant Translation)という授業があったが、参考文献が『瞬間英作文』であったのは、その有効性の証左であろう。

 

かく言う私もすらすらと英語を話すことができるわけではないので、偉そうなこと言えるわけではないが、少なくともこの1週間で身をもって分かったことは、こんな感じ。

 

あとは時間が膨大にかかるということ。

火曜日から金曜日は1日50分×9コマで450分が4日間で1800分、初日の月曜日は授業が午後のみの50分×5コマで250分。合計で約2000分の英会話をしたので、25分のオンライン英会話で言うなら、80コマ分なので、1日1コマやったとしても、2ヶ月半くらいかかる密度。これを1週間で詰め込んだことになるが、少しの上達感はあったが大きなブレークスルーはなかった。

これは、すべてアウトプットの授業の詰め込みだったので、適度にインプットをする必要がある、との教訓と捉えることができる。

『脳が認める勉強法』によると、最も学習効率が良いのは、インプット3割、アウトプット7割という比率、と記述があったことを記憶しているが、その通りだ思った。

 

インプットをアウトプットにつなげるという前提を必要とするが、以下のようなサイクルをぐるぐると愚直に回すことが一番の近道になるんじゃないでしょうか。

 ①パターン形成(インプット)

 ②英会話(アウトプット)

 ③英会話レビュー(何が言えて何が言えないか)(インプット)

 ④補足インプット(パターン・文法・単語)(インプット)

 

始めのうちはインプットが多くなると思いますが、慣れるに従い、アウトプット中心に自然とシフトできるはずです。

 

ということで、私もさっそく始めたいと思います。

成果が出始めたら報告したいと思います。

 

 

今回の留学で面白かったのは、英語の発音。

完全に独学でしか勉強してこなかったけど、フィリピン人の先生何人かに、アメリカンアクセントを使えるのね、どこで留学してたの?と聞かれたこと。

次回は発音の話でも書こうと思います。

ひたすらモノマネするっていう、それだけやけども。