【マカオ人彼女と別れました】
はい。
半年くらい付き合って別れたのですが、男女関係における文化や金銭感覚や付き合い方など、いろいろと違いがあったのでせっかくなので書いておこうと思います。
そもそもどんな子なのか
彼女はどんな子かと言うと、27歳のマカオ人で、親が金持ちであり父親に溺愛されて育った典型的な金持ちわがまま自己主張の強い系の子です。
可愛い子で細身でおっぱいも大きいのでとにかく自分に自信があり、
Am I pretty?
とはよく聞かれたものでしたね。
大学も英語圏で卒業後はマカオにて数年働くもやっぱりビジネスを勉強したいということでまた英語圏の大学院に進みビジネス系のコースに通ってます。
大学も大学院も世界大学ランキング50位以内に入るような名門校ですね。
頭もよくて外見にも自信があり、金持ちなのでやりたいことは全部やってきたような謙虚という言葉の対極にいるような子ですわ。
こっちの文化での彼氏彼女という関係
個人的には、付き合うという関係性は、好きなときに会ってディナー行ったり週末でかけたりセックスするような関係を言うし、言ってしまえばラベリングにすぎないという考えなんですが、彼女含めマカオではそうではないのが一般的です。
私のような考え方を、いわゆるサバサバしていると言うとすると、マカオでの彼氏彼女の関係はもうベットベトです。
彼氏彼女という宣言をしたらその瞬間運命共同体です。
具体的には彼氏彼女という関係はこういう感じです。
・毎日会うのは当たり前
・四六時中いまどこでなにをしているかを仕事中であっても共有しあう
・どれだけ忙しくても10分だけでも会う時間を作るべし
・どんな状況であってもfisrt priorityに恋人を置いておかないとダメ
・彼女の友達との食事会では、席は必ず隣で、食事中に手をつながないといけない。
・他にもカップルがいた場合、どっちが仲の良いかカップルか見せ合うような無言の圧力がある
・恥ずかしいこともさらす。好きなら全部さらす。(泥酔した彼女が家に来て突然全裸になり吐くから来いとトイレに呼ばれ髪邪魔だから持っとけと持たされ横で吐かれるのはさすがにつらいものがあった)
・基本的にどのカップルを見ても男が非モテでなんでもやる。職場の送り迎えもやる、
食事のお支払いもやる、特別なことがなくてもプレゼントも買う(付き合ってないのに数万のプレゼントする典型的な残念な人の話もよく聞く)。
・彼女のあれほしいあれしたいあそこ行きたいに二つ返事でよし任せろと言うのがよい彼氏像ということになる。あまりにつらい。
と、自分の時間を確保しつつ、仕事忙しくないなら週3くらい、忙しいなら週1以下くらいの自分のペースで付き合いたいという私とは根本的に相容れなかったというわけでした。
彼女の友達も例によって金持ち集団なのですが、その中に金持ちで容姿端麗頭も良いという似たようなステータスの女の子がいる。
でまあその子に今の彼氏の何がいいのかを聞いたときに自信に満ちた顔で
He is financially supportive!
と答えられた。あまりにつらい。
まとめ
彼女と別れ話をしたときに、てめえそういう付き合い方したいなら彼女なんかいらんやんけ、友達とか遊びでええやんけ、と言われてこの文化やとまあその通りやなーと感じた。
ごはん一緒に食べてセックスする延長に付き合うがあるという考え方とは全然違った。
付き合いましょうは言わば宣言。
あなたに尽くしますという宣言。
そういえば付き合う前に彼氏ができたらどんな感じの付き合い方をするのか聞いたときに
I devote all myself to him
とか言うてたのを思い出した。
そしてまあ別れ話してても、自信満々なので自分には悪いところはなかったというスタスが揺るがない。
最終的には
I definitely deserve better!
と言われ呆れるを通り越してすごいと感じた。
余談ですが、アジアに住んでいる欧米系の人でアジア人と結婚している人って、多くはこういった強いアジア人女子に振り回されている系の非モテ欧米人が多いように見えます。
女性の方がもしここまで読んでたらじゃあなんで半年もそんなんで付き合ってたんやと思うでしょうが、簡単です。
セックスが良かったからです。
とまあ結論、結婚するなら謙虚な子が良いですという話でした。
ほんとに。
一緒にいてアップダウンが激しい新興国株式みたいな子よりも、特に上振れもしないけど圧倒的安心感でストレスを感じないような先進国債券みたいな子でないと結婚できないと思った。
長期保有するならそら後者でしょ。